【伊那市リフォーム】どうしても取れない筋交、柱は存在します【大きなリビングへの改装】

 お世話になります。上の写真はキッチンを対面式にするため、さらに二階からキッチンを移動!さらに和室二間を合体し最近のリビングのようにしたい!さらに断熱工事と耐震を一緒にやりたい!といった願いから始まった工事でした。結構苦労を要する工事ではありましたね。しかしキレイに仕上がっております。しかし照明が輝いている板の壁。これ写真だとなんとなく映えていい感じに見えますが広いリビングの中にこの壁は邪魔ととらえる方も居ると思います。

 この壁の真上に二階の壁が乗っているといった状態でして、いくら下の階で補強梁を入れても危険が生じるため色々考えたうえで残すしかないと判断しました。壁の中には柱が二本立っており間に筋交いが入っています。二階の角を支える部分なのでいくら邪魔とはいえ外せません。リフォームは無理やり合わせるといった部分が生じやすい工事ですがこれに関しては仕方がない。何とか違和感をなくすためにアクセントとして板を貼り照明をつけました。

横から見るとこんな感じです。キッチンを横向きに入れようとも考えたのですがこの柱の位置が中途半端すぎてうまく家具や通路を作れないことも検討いたしました。

柱などを裸にしてみるとこういった柱、筋交いは出てきます。構造強度を上げたくてやっているのに強度を極端に下げる行為はご法度です。工事する意味がないです。検討の上納得して工事を行えばよいアクセントになったり面白いスペースとして楽しめる場合もあります。リフォームは思ってもいないようなものが壁の中から出てきたりするものです(写真の柱は想定していた)。シロアリなどが出た場合は必ず施主さんと相談し対策をします。そういった相談しやすい環境を作りながら設計をしていきます!まずはご相談から是非やってみてください。今回の報告は以上となります。

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