【伊那市、南箕輪村新築】建前中は危険がいっぱいです【安全管理】

 お世話になります。この建前後の写真で見ると訳が分からないくらい下地が入り組んでいますね。この写真のような状態まで行くと少し安心かなと思います。この前の状態ですと危険だらけなので一般の人は中に入れません。この写真から何がわかるのか説明します。

床がある 

 これ当たり前と思う方も居るかもしれないですが当たり前ではないです。工法によっては建前後に床を並べる場合もあります。しかもここは二階です。床がない状態で作業をすることはとても危険です。しっかり床を確保しているのでこれからも安全に作業することが出来ることが予想できます。

壁がある 

 構造用合板が張ってあることで外に物や人が落ちてしまうことを防げます。その外部にも足場は存在しますが足場があるから安全ということではないと思います。軽いけがは簡単に起きます。そもそも外部足場には資格者以外は登ってはいけないので一般の方は足場に登れません。

 また構造用合板をしっかり留めれば建物のバランスは保てる、写真内部に見える斜めに入った部材は仮筋交と呼ばれるもので内部のバランスが崩れないように仮で建物を支えています。しっかりと本筋交と構造用合板が入ったのを確認してから外すことが出来ます。建物のバランスを確認して仮筋交が入っているので安心ですがこの仮筋交は結構頭をぶつけたり足を引っかけたりしますので注意が必要です。建築現場転んだりすることで予想もしない穴に落ちたり、突起物などに体がぶつかったりすることがあるので本当に危険です。

金物が留まっている

 梁や桁の端っこに金物が見えると思います。全ての金物が入っていて、それを締めたのを確認したあとならば少し安心です。締めるまではまだバランスを完全に保てていません。それに小さい金物ですがナットが上空から落ちてきて頭に当たれば大けがに繋がります。上空で作業をしている人の真下は一番危険ですので近づかない方が良いです。

工事を安全にするために片付けを徹底して行う 

 工事現場はなるべくきれいにしておくことが大切だと思います。どうしてもホコリなどが多く出てしまうのが現場作業ですが、掃除をしなければ足元も何も見えないような状態になります。作業が終わるときには毎日掃除を欠かさず行い、その日のホコリなどを片付けます。それにより安全な作業が可能ですし、次の日の朝も気持ちよく仕事が出来ます。朝に汚い現場を見ると一気にやる気が失せますので自分のためにも掃除をすることを大切にしています。

 この写真がなんだかいい感じだったので書いてみました。なんか木が入り組んでいるのは面白いですよね。スカイツリーや金沢駅の鼓門を思い出します。やはり大きい物はどうやって考えているのかわからないですね。こういった記事も少しづつ書いていこうと思います。よろしくお願いします。

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