【伊那市リフォーム】瓦屋根を鉄板屋根に噴き替えたいけどどこに相談すればよいかわからない【屋根】

white roof of house under blue sky

お世話になります。今増えている工事で瓦屋根の瓦を何とかしたいというものがあります。おそらくですが能登半島地震での映像や自身の影響をみて瓦屋根が怖いという話をニュースなどでみたからではないかと思います。

瓦は鉄板屋根よりも重い

 見た目でわかるかと思いますが瓦は鉄板の屋根よりも重いです。しかも大きな差があります。いやだから何?と思う方もいるかもしれないですが屋根が重いということは建物全体のバランスや強度を大きく左右させます。大きな地震があったときに影響を受けやすいのは屋根が重いほう、つまり瓦屋根ということになります。瓦屋根を載せている家は古い家が多いため現在の耐震基準に合わせずに作っている可能性が高いです。平成1年以前に作られたものはほとんど現在の耐震基準を満たしていません。

 また古い家で手を加えていない家はシロアリ等の被害を受けて柱の下部がなかったりする場合が多いのでその影響で一瞬で家が潰れるようなことが起きてしまいます。

瓦が悪いわけではない

 瓦屋根が悪いということはなく、瓦も良いところがたくさんあります。瓦もしっかりと瓦基準の耐震性能を持たせて家の強度を強くすればよいのです。瓦のメリット、デメリットも紹介します。

メリット

・見た目がかっこいい   和風住宅感を圧倒的に出せるため瓦を載せるだけでも雰囲気を作りやすいです。

・町の景観を壊さない   日本らしい住宅街の街並みに家を建てる場合にも景観を壊すことがありません。

・雨の音がほとんどしない 一番大きなメリットかも

細かいメリットはまだありますが大きなメリットではないでしょうか。これは施主さんの趣味で良いのですが瓦にあこがれている方はまだまだいます。日本住宅といえば瓦という考えももちろんあって良いと思います。

デメリット

・鉄板屋根よりも値段が高い 

・管理が少し大変      雪等の影響で瓦がずれると上って直す必要があります。直さないと雨漏りの可能性が出てきます。

・太陽光パネルを乗せにくい 瓦に穴を開けて下地に固定するかパネル部分は鉄板屋根にする必要があります。

色々なデメリットから最近では減ってきているのかもしれないですね。

和風住宅には欠かせない瓦ですがそれは人それぞれの趣味で選んでもらえばよいと思います。

瓦屋根不安だという方ぜひ相談を

 確かに古い家に住む方は高齢の方が多く地震に対する不安を抱えている方も多いと思います。対策として

・瓦を鉄板屋根に噴き替える

・耐震診断を行い、耐震工事をする。

これが大切と思います。むしろ耐震工事を行うと一緒に断熱工事を行うこともできるので補助金をもらえる可能性が増えます。暖かい家に住むことでエアコンなどの光熱費も削減できます。まずはどういった対策を行うかを一級建築士等に相談してみてはいかがでしょうか。予算に合った対策を考えますので是非連絡をお待ちしております。

連絡先

 e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です