【伊那市、美篶リフォーム】段差解消の工事によるバリアフリー化も補助金の要綱に入っています【子育てエコフォーム支援事業】

 お世話になります。平澤です。

 上の写真は段差の高さを図っている様子です。現在の段差を図ることで工事後にどれほど段差がなくなったかを確認することが出来ます。㎝の差し金を使っているので現在の段差は3㎝もあります。昔の住宅はこれくらいの段差があるのが当たり前だったようです。だいたい段差があるのが「敷居」という部分。よく敷居が高いとか言われる部分ですよね。なぜ3㎝なのかと言いますと一寸と言われる長さが3㎝だからです。大工の世界では一寸という寸法はとても使いやすい数字です。一寸の敷居を床の上に張り付けているから3㎝の段差がつくのです。もちろん各家段差の大きさは違いますが3㎝の段差がついている家が多いように感じます。

バリアフリーにする必要があるのか? 

 別に段差があっても気にならないという方も居ると思いますがこの段差は若い方でも年をとった方でも歩くことが出来ればまたいでいけるくらいの段差ではあります。では歩けなかった場合はどうするのか。恐らく車いすを使ったり手押し車のようなものを使って歩くことを補助していくと思います。そうした場合はこの段差を超えることがとても難しくなります。車いすでは超えることが不可能というほど難しいです。車いすにも対応しているのがバリアフリーといわれるものになると思います。

 しかし歩けなかった時にはもう施設に入るよ。という方も増えている時代です。段差解消は絶対に必要というものではないです。

しかし段差解消工事をやる人は多い 

 なぜ段差解消工事をやるのかというと現在の床に下地補強を入れて重ね張りをすればすぐにバリアフリー化が可能であるからです。現在の床が古くなってきてフワフワとしていていつ床が抜けるのかが心配・・・という方は多いです。廊下がフワフワしてきているという相談は多いですね。そこで上の写真のような状態ならば12㎜の合板を貼り補強して12㎜のフロアを貼ればほぼ段差のない床が完成します。

段差解消だけでなく断熱工事か窓の改修が必要 

 段差解消は補助金の対象ではありますが子育てエコフォームの補助金の必須条件に断熱工事か、窓の改修が入っています。窓を一つでも交換、または内窓を入れるなど、一部屋分だけでも断熱工事をしたとなると補助金の対象になってきます。こういった工事をする前に補助金の条件を建築会社などに確認してから工事を行うことをお勧めします。ただ段差を解消するよりも工事額は少し増えていきますが今後の光熱費などを減らすことを考え、補助金をもらった方がお得になるかもしれないです。計画を立ててから工事を行った方がお得です。是非ご相談をお願いいたします。

連絡先

 e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

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