【長野県伊那市上新田】2023年工事内容紹介②【新築リフォーム】

お世話になります。2023年の写真を見返しているとこんなに仕事をしたのかと驚いているところです。ある程度自分の現場は写真を撮るようにしているのですが、社長である父の現場はあんまり写真を撮っていないのでこれ以上に細かい現場があるのかと思うとよく頑張っていたなと自分で感心しました。
この写真は倉庫の新築工事の建前が終わった状態ですね。建前というのは基礎が完成した後に柱を立て梁を掛け屋根を完成させるものです。これを4日ほどで全て行います。もう完成じゃんとか思いますけどここから結構長いんですよね。倉庫ではありますがしっかりと構造計算を行い建築基準法の強度以上の耐震制度を持たせる必要があると思います。古い自宅よりも新築の倉庫の方が強度があるなんて言われますが、それでよいと思います。せっかく新築で倉庫を作るのならばしっかりと強度を持たせておけば、自宅がなにか起こった時も倉庫に逃げ込むことが出来ます。またこの倉庫も6畳分の室内は断熱工事を行うことで、中のお米などの品質を保つことも出来るし、逃げ込む避難場所になったとしてもストーブ等利用すれば暖かく過ごすことが出来ます。
一度壁等を作ってしまうとそういった工事は出来なくなるのでしっかりとした打ち合わせを行い、予算、利用する頻度や利用目的などを考慮したうえで設計を行います。簡単な倉庫だとしてもそれなりの費用が掛かるものです。
構造用合板による強度の向上

この写真は釘のチェックをしているものです。青い十字の部分に釘が打ってあれば釘の間隔はOK。また釘の種類はN50という釘を使用しているか確認します。釘の色で釘の種類を確認。釘の頭に50という数字が書いてあります。これは長さが50㎜ありますという表示になります。ということでOK。と、いうものを全て確認していきます。またこの釘、飛び出しすぎても合板にめり込みすぎてもダメです。そういった部分は飛び出していたら叩いて合わせる。めり込みすぎていたらもう一本打っておきます。
この構造用合板を打った後に透湿防水シートを張るととりあえず雨漏りの心配がなくなります。中の柱や間柱、あんまりびしょびしょにするわけにはいきません。早めに仮雨仕舞をして中の材料を守るようにします。
雨は家を傷める一番の敵です。雨漏りも放っておくことは絶対にしない方が良いと思います。簡易的でも必ず雨漏りの原因を塞ぐことが大切です。雨漏りの原因が知りたいけれど屋根の上は怖い。古い家だから原因がわからない等の相談あれば調査に伺いますので下記の連絡先からメッセージをいただければと思います。以上で今日の報告を終了します。
連絡先
e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com