【上伊那圏内全面リフォーム】床が冷たく家全体に湿気を感じるため床下の状態を知りたい【土間後打ち工事】

 お世話になります。段々と暖かくなってきましたね。しかしまだまだ寒い季節は終わりません。霜が降りる季節だと床から伝わる冷たさというのは体全体を冷やしていきます。上の写真は床を解体して土が見えている状態です。このおうちは昭和の最後のころに作られたものですが下に土間がない布基礎という工法で作られています。相談時に家全体の湿度が高く、窓が良く結露するし寒いのが嫌だ。というのが工事の決め手となったそうです。では何故湿気が多いのか。地面から湿気が上がってくるのはよくあることなので、まずは調査を行いました。床下に潜るとやはり土間が打っていない。これは古い家なら当たり前なので仕方ないですが原因の一つですね。また体感の湿度が高かったので明らかに地面からということがわかります。さらに床を調べると断熱材は入っていない。それは寒いか・・・当然です。床の湿気、寒気が直接床の仕上げ材に当たっている状態ですので寒いのは当たり前です。そこで予算はかかりますがしっかりと解体を行い、土間工事をやる決意をしていただきました!

後打ちの土間工事はリフォームと一緒にやらないと二度と出来ない 

 

 写真のように土間シートを敷いて湿気対策をする。さらに鉄筋を施工し現状の基礎と連結を行うことで建物全体の耐震強度を向上させる。それからコンクリートを流し込む。ここまでの工程は床を剥がさなければ不可能です。しかも大部分の床を剥がさなければ湿気対策になりません。そのついでに耐震強度も上がるとなるとなんとなくお得感を感じますね。これだけのコンクリートで家を一体化させるわけですから見た間隔としても家が強くなる事を実感できます。家のリフォームをするときでないとやる機会がないですし床上部のみリフォームをして後から床下やりたいとなった場合はまた上部の解体を行う必要が出てくるのでより費用が掛かってしまいます。

 今回は壁から天井から全て剥がして全面リフォームを行う工事であったので壁も解体していますが床だけの解体でも土間工事を行うことは可能です。

工事中の見学をすることで安心して暮らせます

 土間を打ち終えた状態です。土間工事だけではなくもちろん床には断熱工事を行いさらに湿気対策を行いました。

 現在施主さんはこの家に暮らしていますが、昔の家と全然違うと感動してくださいました。土間工事もしっかりと見学していただいて上記に書いたような説明もしっかり聞いていただいたので、予算に見合った工事をやっていただいたことにも満足していただいたし、自分で土間工事を見てやってよかったと、家がよりよくなった気がする。と実感していただけました。こういった工事はお金がかかる工事でもあるのでしっかりと見ていただくと満足感が大きいかもしれませんね。それに床下は二度と見ない可能性がありますので二度と見なくても工事中に確認したから安心できるというのもあると思います。

予算もあるので相談が大切

 そうはいっても見えない部分であり予算もあまりないという方には無理に土間工事を勧めることはありません。必ずやらなければならない工事でもありません。今回に関しては悩みの原因であったため根本を解決するために工事しました。特に気にならないという方に強引に勧めることはしません。お金のかかる部分ですので他の工事に力を入れたいという方はそれでよいと思います。それもやはり工事をやる人間と工事を頼む人間とのコミュニケーションが大切になります。しっかりとした打ち合わせをして工事をしていきたいと思っておりますので、相談の方よろしくお願いいたします。

連絡先

 e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

【上伊那圏内全面リフォーム】床が冷たく家全体に湿気を感じるため床下の状態を知りたい【土間後打ち工事】” に対して2件のコメントがあります。

  1. 山岸義晴 より:

    素晴らしいブログ拝見しました。とても満足のいくリフォームをして頂きましてありがとうございます!
    土間の効果は本当に歴然と感じております。
    引き続きブログ楽しみに拝見させて頂きます!

    1. hirasawakoumutenn より:

      コメント確認遅くてすみません!初コメントありがとうございます!また困ったら何でも相談ください!

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