【長野県 伊那市】大工さんには手間賃というものがかかります【仕事 コスト】

 お世話になります。平澤です。

 

person using dewalt cordless impact driver on brown board
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まず前提として、平澤工務店の作る家は工場生産ではなく大工が作ります。ハウスメーカーの注文住宅は工場生産の物もあれば大工が作る家もあります。工場生産で完全に出来たものを運んで組み合わせるタイプは業界トップクラスのメーカーばかりだと思います。建築業界をよく知らない人は職人さんの給料体制についても良く知らないのではないでしょうか?実は会社の形態とは結構違っているので注意が必要です。それについて説明したいと思います。

まず手間とは?手間賃とは?

 よく言われている「手間がかかる」とは作業をする際に時間がかかるという意味で使われます。実は大工さん達の給料は日当で計算されます。一日当たり○○円といった形ですね。もちろん半日なら半分といったものです。なので他の会社みたいに月○○万円といった給料形態ではないです。もちろん会社にもよりますけどね。少なくとも日当で計算して見積もりは出します。なので手間がかかれば時間がかかる→時間がかかる=日数が増える=大工さんの手間賃がかかるといったことになります。

より簡易的で効率的なつくりにすることで手間をへらす 

 家を作ったりリフォームするときに色々な理想はあるかと思います。しかし経済的に厳しい場合もあります。その時には出来る限り簡単な形で実現する方法を探すことがコスト削減への道と思っています。

 どうしてもこだわりたい!でもお金はない!!妥協しないけどしかもお金足りないけどやってくれ!!では仕事になりません。なぜ赤字になることが分かっていて作業も難しいことをやらなければならないのでしょうか?その場合は私の方から良い作戦を検討します。このやり方だととても難しいがこの方式に変えていただければ大工さんも悩まずスムーズに仕事が出来るので手間賃をだいぶ削減できます。といった提案ですね。難しい方法だと3人以上いないと出来ないものが2人で出来るような形になった方が1人分の手間賃が要らなくなるので安くなりますよね。

まとめ 

 これは大工だけの話ではなくすべての職人に言えることです。作業の効率化を図った方が工事時間が減るので施主さん的にも得なのではないでしょうか?お客様の中にはこだわりがあるがお金はない・・・けど安くやってくれという方も居ます。ある程度はサービスも可能ですが限度があります。お金がかかるものはかかりますのでなるべくお金がかからないようにするための妥協も大切です。施主様にはそういった心がけも大切だと思います。

e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

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