【長野県 伊那市】天井の高さを考える【低コスト 大きな空間】

お世話になります。平澤です。

white ceiling fan turned off
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天井って目につきにくいので目立つ装飾をしていないと気が付かない場合があります。まず家具だったり床だったりが目につきますよね。天井はあまり主張が強くないのでまあ何でもいいよという方も多いかもしれません。天井も工夫することで狭く見える部屋が広く見えるようにすることも出来ます。天井の高さはどういったことを考えて作っているかを説明しようと思います。

コストを掛けたくない場合は基本的な高さの平天井 

 一番コストがかからないのはもちろん平天井が良いと思います。確かに天井というのは目につきにくい物なのでこだわりのないような部屋は平天井を選択すると思います。それでも高さによってはとても部屋が広く見えます。部屋が広くなればなるほど当然コストがかかるものなので高ければ高いほど良い部屋にはなっていきますね。コストと基本的な高さバランスを考えたときに天井高さは2m40cm~50cmくらいを選択することが多いです。それは壁下地を打つときに最も材料に無駄がない寸法だからです。必ず材料には端材が出ますのでそれが最も出にくい寸法ならば処分費も少なくて済むし材料が余りにくくなり工程がスムーズになりますね。

平屋部分は斜めの天井にすると視覚的なボリュームがアップ 

 平屋部分では必ず斜天井の出来るスペースが存在します。リビングなどがそこそこの大きな空間だった場合斜天井により上部の空間を広げると平面的には広さが変わらなくても部屋全体が広くなったような感覚になります。また斜天井を使うと見えていなかった梁が見せれるようになりお洒落な空間も作りやすくなります。もちろん手間と材料は増えてきますので大工さんには苦労を掛けますし平天井よりもコストがかかります。

吹き抜けでさらに天井高さを上げることも出来る 

 2階の床をぶち抜いてさらに天井を上げるのが吹き抜けですね。そうすると吹き抜け部分に窓をつけたりも出来ます。より光を取り入れた大空間天井はとても明るくて広々として気持ちが良いですよね。しかしすごく大きな吹き抜けにはリスクもあります。暖かい空気が上に逃げてしまうために1階部分の床がどれだけ温めても寒いということがあります。そのために天井に大きなファンをつけたり、より空気循環の良い空調設備を考える必要が出てきますのでただただ大きくすればいいというものではありません。しっかりと空調設備を考え、コストをかけていかないといけなくなることは覚えておいた方が良いかもしれないです。

まとめ 

 天井は人の来るリビングや玄関ホールなどをおしゃれにしてほかの部屋はコストを抑えるというやり方が一番ベストかなと思います。こだわりが強くコストも掛けたい!という方ならば家全体を大空間にも出来ます。

 私的には平屋の斜天が好きなので小さい平屋でも大きな空間を作りたいなという方にはおススメですね。

e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

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