【長野県 伊那市】増築とは?【リフォーム 面積を増やす】

 お世話になります。平澤です。

blue and gray concrete house with attic during twilight
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 リフォーム工事の中には家の形をそのままにリフォームするものが多いと思います。キッチンを入れ替えたりユニットバスを入れ替えたり、その時に少し間取りをいじったりします。今回の増築の場合は家の形を変えない場合と違う考えのものです。増築の場合について説明したいと思います。

増築とは? 

 増築は今ある家の一部分を増やす行為の事を言います。例えば家を建てたが暮らしていく内に子供が増えるとかそういった理由で部屋が足りなくなった時に庭だった部分を使って新しく部屋を作ろうといった工事になります。その場合は現在の家とつながっているのが増築のポイントですね。完全に離れていた場合は新築になります。

確認申請が必要になる場合があります 

 建築確認申請は新築時に取るものですが、増築の面積によってもう一度確認申請が必要になります。面積だと10㎡以上の増築は確認申請の対象です。新築時と同じ申請が必要なので申請費用が同じようにかかります。また時間も同様ですね。

 10㎡とは約6畳です。部屋を増やしたい場合は8畳間だったり10畳間であれば確実に確認申請が必要ということですね。

増築には基礎、屋根全て必要なので新築と坪単価が一緒 

 家の形を変えないリフォームは床、壁、天井をいじれば良いので坪単価的には新築よりはかかりません。増築の場合は基礎を作って屋根を作って外壁を張ってとなるので新築時の坪単価と同じように費用がかかりますね。上記にもあげたように確認申請をする場合には申請費もかかるので費用はそれなりにかかるということは覚えておいた方が良いかもしれません。

将来的に増築を考えておく設計も大切 

 新築を建てるときに増築を想定しておく事は悪い手ではないです。なぜなら未来は読み切れないからです。未来設計は出来ていてもその通りになるかはわかりません。その家に住む人間が増えれば自ずと部屋は必要になります。子供は2人の予定だったが、極端なことを言うと2人目の時に三つ子だったから子供が4人になったとか、親と同居する気は全くなかったが高齢になってどうしても一緒に住みたくなったとか人生でイレギュラー的な事なんかいくらでもありますよね。

 最初からそれを想定する必要はないです。しかし何かの時にはここに部屋を増やせば良いか・・・と思っておけば良い場合もあります。

まとめ 

 増築はほかのリフォームと比べて少しハードルが上がります。しかしほんの少しですね。出来れば確認申請の取れる大工さんに頼めれば安く出来ることもあります。10㎡未満ならば確認申請が要らないということも重要なポイントですね。小さい部屋、トイレ、4畳半の部屋、脱衣室等ならば申請不要で増築も可能です。それを知っておくのと知らないのとでは考え方も変わると思うので知っておいた方が得なこともあるかもしれないですね。

E-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

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