【長野県 伊那市】壁に下地を入れよう【壁掛け家具 ボード 合板】

 お世話になります。平澤です。

平澤工務店

 壁に何か重い物を掛けたくてビスやら釘やらを入れてみたけどなんでか留まらないなんてこともあるのではないでしょうか。思ったよりも住宅の内壁というものはもろく何かを留められるようにはなってはいません。

全体が石膏ボードで出来ているから

 内壁にはクロスの下地として石膏ボードが入っています。石膏ボードは固くて防火性能に優れていますので内壁には最適となっています。しかしボードだけだと釘やビスは効かないんですね。石膏で出来ているので粘りがなく、ビスが引っかからず崩れてしまいます。基本的に釘やビスは引っかかりやすい木材用だったり金属用のものばかりですのでボードには引っかかりません。

ボードの裏には間柱がある

 クロスを留める下地としてボードがあるのですがボードの下地も存在しています。それが柱、間柱です。基本的に部屋の角には柱が存在しています。その柱の芯(真ん中)から455㎜いったところに間柱が存在します。少なくとも間柱が455㎜間隔で連続して入っているのでそこには釘やビスが効きます。重い物を掛けたりしたい場合はそこを狙って留めるのも一つの手ですがなかなか探すのが大変なので壁を傷つけたくない場合は注意が必要です。

工事をする場合は下地をお願いしよう 

 なにかで壁を開けた際には下地を入れておくとなんでも留まって便利です。エアコンみたいなものも下地がなければ留まらないですがしっかりと下地を入れることで壁に固定することが出来ます。最近は壁に掛ける家具なども多いので広めに下地を入れておけば自分でも簡単に取り付けることが可能です。

まとめ 

 カレンダーなどを画鋲で留めたりはボードの上からでも十分留まります。上着一枚でもボードに固定するのは難しいですね。しかし壁付けのハンガー掛けや壁掛けテレビなどを取り付ける方法はいくらでもあります。もしも自分では出来ないしどうにかして取り付けたいといったものあれば相談乗りますので連絡をしていただけたらと思います。

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