【長野県 伊那市】水回り設計の考え方 間取り【給湯器 お湯 キッチン お風呂】
お世話になります。平澤です。

水回りとはキッチン、ユニットバス(浴室)、洗面脱衣室、または洗濯機を置くユーティリティースペース、手洗いスペース、トイレなどの主に水を使うスペースの事を言います。これだけの部屋があってそれぞれに役目があるので日当たり条件、または鬼門などの風水条件などによっても場所は決定できます。それぞれの細かいポイントはまた順次説明するとして水回り全体で共通するポイントもあります。ポイントを押さえることによって省エネをめざし、よりコストのかからない家にしたいですね。水回りにはどんなポイントがあるのかを説明していきます。
お湯を作る給湯器は1つの場合が多い
最近の住宅では給湯器は1つの場合が多いですね。理由としては省エネを考えたときに色々なエネルギーを併用するよりも1つ大きなエコキュートやボイラーを使った方が効率が良いし、色々な基本料金を払わなくて済むということがわかってきているからだと思われます。エコキュートを使ってキッチンをIHにしておけばオール電化に出来ます。エコキュートの容量ならば変則的な生活でない限り一日の給湯量はまかなえます。それ以上の給湯器は必要ない場合が多いです。
給湯器から離れ過ぎるとお湯が出るのに時間がかかる
冬の朝、時間がないときにお湯がなかなかでて来ないのには案外ストレスがあります。理由はタイトルの通り給湯器から距離がありすぎるからと思われます。一番お湯の使われるだろう浴室の近くに給湯器を置く場合が多いですのでキッチン、洗面台、トイレが離れたところにある場合はお湯がなかなか出ないということもあります。長野県の寒い時期に絶対に水なんて触りたくないという方もいるはず・・・時間がないのに手も顔もなかなか洗えないのは困りますよね。
出来れば水回りはグループ化して近くに配置するとよい
上記の理由から水回りが近くに固まっていると全ての設備が使いやすくなります。また家事の動線を考える際に水回りがスムーズに行き来出来るようになっていた方が洗濯などをする際とても楽になる場合があります。さらに水回りを凝縮すると水道配管、給湯配管が短くなって少しでも建築コストの削減になります。出来れば水道配管もシンプルに短い配管だった方がトラブルも置きにくいですね。
まとめ
キッチン、浴室、脱衣室、トイレには色々な属性があって人によって考え方が様々なので必ずひとまとめにした方が良いというわけではありません。トイレなどは風水の考え方では重要な場所なので、風水を気にする方などは場所が限定されてしまう場合もあります。今回のテーマは省エネに重点を置いているテーマなのでそれはどうでもいいよという方には当てはまらないかもしれないですね。
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