【長野県 伊那市】コンセントの位置は適当でいいの?【新築 リフォーム 電気工事】

 お世話になります。平澤です。

 

transmission tower under gray sky
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 新築工事やリフォーム工事を行う時には電気工事はつきものです。最近ではスマホの充電器や加湿器など電気の使い方は昔とは違った使い方になってきているので昔のような考え方でなんとなくコンセントをつけると失敗することもあります。最低でもこの家電は使うよということは考えておいてなんとなく完成のイメージをしておくとコンセント位置も失敗しません。今回は電気を多く使う家電に注意してなぜそれを決めておいた方が良いのかを説明したいと思います。

専用回路とは 

 専用回路とはその器具専用のコンセントを配電盤から直接取っていることを言います。普通のコンセントは天井等で分岐させて3~4つくらいのコンセントを一つの回路として使っています。わかりやすく説明するとたこ足の延長コードで一つのコンセントで4つの機械を使うか、一つのコンセントで一つの機械を使うかの違いになります。一つのコンセントで使える電気の量は決まっています。それをオーバーしたときにブレーカーが落ちます。電気の使う量が多い機械の場所だけでも把握しておけばそれだけには専用回路をつけておけば安心ですね。あまり毎日ブレーカーを落としていてはストレスも多いので出来れば電気が飛びにくいつくりを目指したいですね。

専用回路にしたい器具、家電 

 一時的に電気の使用料が多い物を注意することが大切ですのでブレーカーを飛ばしている原因になりやすい家電を挙げていきたいと思います。

  • 電子レンジ
  • トースター
  • IH電子調理器
  • エアコン
  • エコキュート

 趣味などで使う専用機械なども電気を多く使うものがあるので注意が必要です。特に電気で熱を起こすものが共通点であると思われます。今回挙げたのは使っている人が多い家電を挙げてみました。この家電を使う際には最初から置く場所をなんとなくで良いので決めておけばそのコンセントを利用していれば安心して使うことが出来ますね。この家電はたこ足などで分岐してしまうと余計に電気が飛ぶ可能性があるので直接コンセントから使いたいですね。

 注意が必要なのはエアコンです。エアコンに関しては後付けでつける人も多いです。その時には必ず電気工事をして専用のコンセントをつける必要があります。配電盤から直接線を持ってこなければならないので簡単そうで簡単ではない場合が多いです。エアコンをつけたが電気工事をしっかりせず、延長コードのようなもので電気を引っ張っていってエアコンを動かすたびにブレーカーが飛んでしまうというお話も聞いています。エアコン業者もピンキリでたくさんいるので出来れば信用できる会社から紹介してもらった方が安心ですね。

設計段階になんの家電を使うかを聞きます

 必ず設計段階で特別な機械はないか?キッチンで何を使うか?などをお聞きします。それは少し考えておいた方が良いですね。お料理好きな場合は特殊な機械なども多いと思います。一つのコンセントでトースター、電子レンジ、炊飯器、自動調理器などの家電を使うことのないように電気設計を行うことが大切だと思います。住宅だけでなくお店をやる方なども居るので必ず聞いて設計を行うようにしています。

 なので電気図面などは電気屋さんにお任せという形にはせず、お客様の意見をもとに簡易的な電気図面を作ることにしています。それから電気屋さんに専門の電気図面を作ってもらえばお客様の意見は通りやすくなります。

まとめ 

 家の壁、天井にはたくさんのパイプ、電線が通っていますがあまり見たことはない人が多いですよね。なのでイメージがわかない方も多いのではないでしょうか。当社では壁の中をなるべく見てもらってここがこうなっていた、これをこう直したと説明していくことが大切だと思っています。見えなくなる部分こそ見てもらうと住みだしてからも安心できます。電気関係の配線などは見えるものではないのでしっかり見てもらうと若い方はとても喜びます。エアコンつけたいけどどこに頼めばわからないなど相談があれば連絡をお待ちしております。

e-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com

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