【長野県 伊那市】住宅で出来る感染症対策【換気扇 窓 玄関】
お世話になります。平澤です。

経済活動が回復してきてだんだんと日常を取り戻してきたかなと思っていましたが・・・そろりそろりと不穏な空気になってきましたね。ワクチン接種も進み切ってしばらくは大丈夫なんじゃないかと思っていましたがなかなか思うようにはならないですね。伊那市はまだそこまでではないですが今週あたりはかなり怖い状況になりそうで怯えています。そこで住宅で出来る感染症対策の話をしようと思います。
換気扇を使おう

部屋の片隅にこんな換気扇はついていますでしょうか?ハウスダスト対策のため最近では義務化されているのでほとんどの家は何かしらの換気設備がブロックごとについているはずです。最近の高気密住宅では空気の逃げ場が全くないため、換気設備をつけておかないとストーブやガス設備を使用した際に一酸化炭素中毒になるおそれもあります。まずは家の中にどれだけ換気設備があるのかということを把握しておくのが大切かと思います。まずは換気設備の位置の把握ですが、さらに重要なのが給気設備の把握です。この写真の換気扇は空気を外に出す専門の排気設備です。空気を外から吸う専門の給気設備を機能させておかないときれいな空気が入ってきません。また排気設備の能力が下がり部屋の汚い空気が外に出にくいです。出来れば排気、給気設備を動かしてサッと空気を入れ替えたいところですね。もちろん窓を少し開けておけば給気になります。
窓の場合も西側と東側を開けるとか南側と北側を開けるとサッと空気が流れます。上下に窓があれば西側の上の窓と東側の下の窓みたいな開け方をするとより効率よく空気の入れ替えが可能です。
しかし今の時期って寒いし、換気すれば暖めた空気はどこかに行ってしまってまた暖めなければいけなくて大変ですよね。それが嫌な方でこれから新築を建てるとか、大きくリフォームしたいという方は是非ダクト式の温熱交換機を検討してみてください。これは換気設備なのですが、外の新鮮空気と中の汚染空気を入れ替える時に熱だけを移して取り替えることのできる装置です。
つまり
家の中の20度の空気 と 家の外の0度の空気
を入れ替えた場合部屋は20度から0度に近づきます。
しかし温熱交換機を通して換気をすると
家の中の20度の空気 は 機械に熱を奪われて外に出ます
家の外の0度の空気 は 機械に熱を与えられて中に入ります。
20度のまま入ってくることは難しいですが17度くらいの新鮮空気に変わって家に入ってくるので暖房設備の力は弱くて済みます。24時間回せば感染症対策にもなるので冬の長野県には相性の良い機会といえます。ただ設置コストが高いので悩むところですね・・・
換気のコツ
- 換気扇と給気設備を探す
- 換気と給気を同時に機能させる
- 窓を開ける場合反対側も開ける
- 温熱交換機は冬や夏窓を開けなくても換気できるし熱を逃がさない
- キッチン、ユニットバスの換気扇も使おう
玄関で除菌をする
感染対策のための除菌は玄関で除菌すれば「触る」という行為に対してはほぼ完ぺきに感染対策が出来ると思われます。しかし一番避けなければならないのは外部からの菌の持ち込みなので玄関でしっかりとアルコール除菌を行うことが大切となります。最近ではこのような環境に合わせて玄関に手洗いを設置する方も増えてきているそうです。
これは前に見たタカラのコンパクト手洗いですね。こんなようなものを玄関に設置すれば玄関に入ってすぐ手洗い、うがい等出来るので部屋の中に菌を持ち込むことなく生活が可能です。
玄関を除菌スペースとして考える方も増えてきています。お客がきても玄関にそういった環境が整っていれば安心ですね。
まとめ
対策を話してきましたがそもそも感染した人を家の中に入れた場合はこんな対策なんかでは意味がありません。なのであくまで手についた菌、服についた菌を家の中に持ち込まないことが大切になります。なのであまり神経質にならないように対策を考える事をお勧めします。全て除菌することはできないので出来る限りでよいと思います。換気扇がついてなくて困っていたり、玄関を改装して対策をしたいという方には力になれると思いますので、ご相談ある方はメール等連絡お待ちしております。
E-mail:hirasawakoumutenn@gmail.com